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議会報告
 
平成15年第4回定例会(第18号) プリントアウト
秋元ゆきひさ:質問【飯倉小学校問題】

昨日、区民文教常任委員会の審議におきまして、多くの区民の方が出席をされて、なおかつ出されました請願に対して趣旨説明をされた区民の方、その中に野村さんという方もいらっしゃいました。そして、大変多くの情報と資料をお持ちになりまして、それをパネルにしたものを何枚か提示されて趣旨説明されたということは、区民文教委員の各位はじめ傍聴された議員も多く拝聴したところだというふうに思っております。

私、その席上でも申し上げましたけれども、まだ三期目の一年たったところで九年、私、二年間の建設常任委員会委員を除いて約七年間、区民文教常任委員会に属しておりましたけれども、多くの区民の方々から請願が出され、その審議に際し、同じように趣旨説明を受けた経験を持っておりますけれども、皆さん、それぞれ多くの問題を抱えて、真摯にその問題について、ご自身の、あるいは街の問題のあり方について細かく説明されていたというふうに受けとめておりますけれども、昨日ほどいろいろな意味で、問題を深く掘り下げて克明に説明された、その真摯な姿勢といいますか、態度には、私だけではなく、多くの議員の方が、賛否は別にして、心を動かされたのではないかなというふうに思います。

その方から、お勤めですので本日は参加できないということでファックスをいただきまして、その中で、これは私も昨日、質問したかった──見えているんですか。失礼しました。その方に代わってというのは僣越なんですが、ファックスをいただきまして、私自身も質問をしたかったところなんですが、時間の都合上、質問ができなかったことについて、本日多くの区民の方が傍聴している中で、区長、あるいは教育長に、改めて山形県舟形町との交流学習事業について質問させていただきたいというふうに思います。
三点について質問させていただきます。これはそのまま、まず、野村さんからいただいたファックスを読んで、そして質問に入りたいというふうに思います。

山形交流学習について、交流校である富長小学校、堀内小学校に対して、教育委員から経過説明がされているのでしょうか。港区と山形県舟形町及び双方の教育委員会間で話がされているのでしょうか。大きく考えると、港区と山形県との関係が損なわれます。多分、現状では、港区の信義を欠いたやり方、進め方に怒りを感じておられると考えます。この理不尽で失礼なことは、ばかにされているとお思いになり、ご立腹ではないかと察することができます。

義理人情に厚い舟形町の町長、教育長様をはじめ、町役場も町民もすべてが港区に裏切られているとお思いになられているのではないかと思います。長い歴史を持ち、教育的価値の高い山形交流学習会を真剣に進めていることに対して理解を示さない港区に憤慨していることでしょう。私見ですが、今後、港区の飯倉小以外の他校との交流学習会は絶対にないと断言します。万が一の場合、港区と教育委員会は出向いておわび、富長小、堀内小の児童に対し土下座して謝ることが必要です。
多分、想像以上のことが教育界で起こると思います。大きな場で港区教育委員会が非難され、さらにメンツが丸つぶれになると確信しています。教育関係のジャーナリストは非常に関心を持っております。さらに、文部科学省はこの件を察知、何らかの通達があるのではないかとも考えております。大変大きな関心を持っているとの情報もあります。

以上ですが、ここで質問に入らせていただきます。

一番目は、冒頭にもありましたように、交流会である富長小学校、堀内小学校、そして教育委員会に対して、今回の廃止について、どのような説明をされたのか。その経緯があるのか。どのような意見交換があったのかを質問させていただきます。

二番目は、区長と教育長は、この交流事業について、今日までどのような認識、ご理解のもとにこの交流事業を見守り、あるいは支援し、区長は交流会に参加をされていたのでしょうか。

三番目は、これは区民文教常任委員会でも何度か私質問をさせていただきました。確認させていただきました。過日の本会議の席上においても一般質問で質問させていただいた質問です。

去る十一月五日の交流会の席上の区長の発言は、今でも私、耳に焼きついております。本会議の席上でも申し上げたかと思いますが、飯倉小学校の存続を望んでいる多くの保護者、地域の関係者の方々、そして何よりもその小学校に通っている児童の皆さんの存続にかける思い、その思いのたけの「すえながく」というその五文字と、区長が出席をされ、数分のあいさつの中で「末永く交流を祈っております」という言葉の軽さとのギャップ、これは何とも私には耐えがたいものでした。

区長は、私がそのことについて、「どのようなお気持ちで発言をしたのか」という要求に対して、文書回答を拝見しました。それには、「多くの席に招かれ、そこでさまざまなあいさつをしているので記憶にありません」という文言がありました。そして、もう一つは、「今までの山形交流会の方々のご努力に敬意を表して発言した」。

そして、再度私が納得いかないということで回答を求めたところ、「その席で、私、区長の発言に対する批判はなかったというふうに記憶しております」との記載もありました。しかし、これは本会議でも述べたかと思いますが、区長は、ご自身のあいさつが終わったところで足早にその場を去ったのです。あなたは、その席で私が、先ほども申し上げましたけれども、「末永く」という言葉の軽さをとらえて異議を、あるいは批判をした発言をあなたは聞くことなくお帰りになっているんです。

私は、再度この席で、多くの区民の方が傍聴している、あるいはこの中の多くの方が当日の交流会に、交歓会に出席しておられると思います。その中であなたはどんな思いで「末永く」という言葉を使ったのか、はっきりとここでお答えをいただきたい。私はそう思います。

以上、三点について質問をさせていただきます。

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港区区長(原田敬美):答弁

ただいまのオンブズマンみなと・一票の会の秋元ゆきひさ議員のご質問に順次お答えいたします。

まず最初に、飯倉小学校と山形県舟形町との交流事業について、今日までどのような認識を持って支援をしてきたかについてです。

交流事業は、都会の子どもたちの健全育成に大きな役割を持ち、自然や文化、地域の人々との触れ合いなど、貴重な体験のできる機会と認識し、区長の立場から支援してまいりました。

次に、今後どのように進めていこうと考えているかについてのお尋ねです。
これまで長年にわたり飯倉小学校と山形県舟形町との交流を進めてこられた関係者の皆様のご尽力に敬意を表し、これまで交流を進めてこられた飯倉小学校PTAの皆様、そして町会をはじめ地域の皆様と教育委員会との協議を見守ってまいります。

最後に、飯倉小学校と山形県舟形町との交流事業についてのお尋ねですが、十一月五日の山形交流会席上での私の発言についてであります。
私といたしましては、交流会で長い年月にわたり培われた関係者の皆様方と港区の飯倉小学校との交流に敬意を表することがその場にふさわしいあいさつと考え、お話をさせていただきました。
よろしくご理解のほどお願いいたします。

教育にかかわる問題については、教育長から答弁いたします。

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港区教育長(入戸野光政):答弁

ただいまのオンブズマンみなと・一票の会の秋元ゆきひさ議員のご質問に順次お答えいたします。
飯倉小学校と山形県舟形町との交流事業についてのお尋ねです。

最初に、交流校である富長小学校と堀内小学校及び舟形町教育委員会に対して、港区教育委員会として説明をしているのかについてのお尋ねです。

山形県舟形町教育委員会及び富長小学校、堀内小学校の関係者の皆様には、飯倉小学校の児童が訪問した折には、とても暖かい歓迎とおもてなしをいただいております。また、これまで長年にわたり飯倉小学校との交流を進めてこられた舟形町の関係者の皆様のご尽力に対しましては、心からの感謝を申し上げたい、かように思っております。

飯倉小学校の教育環境整備につきましては、現在まで直接説明はいたしておりませんでしたが、交流事業の今後の進め方を協議していく中で、機会を見て私から舟形町の教育長をはじめとした関係者の皆様へお話ししていきたいと考えております。

次に、今日までどのような認識を持って支援をしてきたかについてです。
交流事業は、自然との触れ合いが少ない都会で育っている港区の子どもたちに、人と自然や文化などに触れ合う体験を通して、「健全育成と心の教育」を養う目的を持っております。特に舟形町との交流事業は、それぞれの地域性を理解し、ともに思いやりや友情の心を培うことを体験できるなど、飯倉小学校の子どもたちは大人になってからも鮮明に良き体験を思い出すことができて幸せであると認識しております。このような観点からも子どもたちの「健全育成と心の教育」のため、支援をしてまいりました。

最後に、今後どのように進めようと考えているかについてのお尋ねです。
飯倉小学校PTAの皆様及び地域の支援をいただいている皆様と今後の進め方を協議させていただきたいと考えております。
よろしくご理解のほどお願いいたします。

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秋元ゆきひさ:質問2

短く終わらせたいと思いますけれども、区長、私が聞いているのは、また、ここで傍聴されている皆さんもお聞きしたいのは、再度、先ほどから発言しておりますけれども、区長が「すえながく」と言ったその五文字、その末永くという意味がどういう意味なのか。どういう思いでその言葉を発せられたのかということを聞いているので、そのことについてお答えをいただきたいんです。全体の流れについてお聞きしているのではなく、その五文字についてどういう意味を込めて、思いを込めてお話をされたのかということを聞いておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。
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港区区長(原田敬美):答弁2

ただいまのオンブズマンみなと・一票の会の秋元ゆきひさ議員の再質問にお答えいたします。

十一月五日の交流会の席上での私の発言についてのお尋ねであります。
今後とも、末永く両者の関係ができるのではないかということで敬意を表することが、その場にふさわしいあいさつと考えたわけであります。

よろしくご理解のほどお願いいたします。

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秋元ゆきひさ
自席からで終わらせていただきますけれども、私、議員をやって、先ほども言いました九年になるかと思うんですが、前区長はじめ、個人の資質に関する質問をしたことは今までなかったなというふうには思っているんですが、今回初めてこういう質問をさせていただいたということについては、自分でもいいのかなという思いもありましたけれども、ある意味で非常に重い問題をこういう形で、個人の資質という形で、もっとはっきり言えば、区長の資質という形で質問をしなければならなかったという状況に関しては、とっても残念な思いと同時に、恥ずかしい思いを思っているということをお伝えして、質問を終わります。
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