港区議会議員 一票の会代表 秋元ゆきひさWeb

議会報告

平成18年 第4回定例会

会期: 平成18年11月30日~12月8日

内容は、学校給食の安全・安心に関わる食材の提供(減農薬・無農薬など)について、そして最近話題の政務調査費についてです。きちんとした使途の厳格化と透明性が求められております。

1. 学校給食について

1-1. アレルギー疾患を抱える子どもたちに学校現場では、どのような配慮や対応をおこなっているか?
秋元ゆきひさ:

学校給食は、年間190回程度実施されています。子どもたちは、1年の半分に相当する日数、給食を食べていることになります。子どもたちが取る食事の中で、学校給食に占める割合は大きく、その役割は重要であると考えます。また、義務教育は9年間もあるわけですから、学校給食が子どもたちの健全な成長や健康に与える影響は大きいものと考えられます。

最近、アトピーを含めたアレルギー疾患の子どもが増えています。そうした子どもたちは、食べることのできる物に一定の制約があるのが現実です。学校給食においても、その子どもの体質にあわせ、給食のメニューに一定の配慮が必要と思われます。

アレルギー疾患を抱える子どもたちに学校現場では、どのような配慮や対応をおこなっているのかお尋ねします。

教育長(高橋良祐):

最初に、学校給食の質と安全・安心についてのお尋ねです。

まず、子どもの体質や健康に配慮したメニューについてです。

食物アレルギーへの対応策には、除去食、代替食などがあります。アレルギー反応を起こさせる物質が多種にわたっておりますが、各学校では、可能な限りの対応をしております。

今後とも、保護者の方に事前に献立を明示し、ご協力をいただきながら、子どもたちの健康に配慮した給食の提供に努めてまいります。

1-2. 安全な食材の使用について数値目標を設定し、いつまでにどのように達成するのか示すべきです。
この点についてどのように考えているのか?
秋元ゆきひさ:

さらに、学校給食が、安全な食材で作られ、安心して口に入れることができるものであることは、何らかの疾患を抱える子どもたちだけではなく、すべての子どもたちにも必要なものであり、大切なものです。
子どもたちが心身ともに健全に成長していくためには、「食」の果たす役割は大きく、食の安全・安心の取り組みを進める必要があると考えます。

学校給食において、安全・安心な食材を使って提供すべきことは、これまでも主張してきました。学校給食においても一定の取り組みがなされていると聞いていますが、そうした取り組みをどの程度まで拡大していくのか明確にすべきです。安全・安心な食材を使っていこうというのならば、安全な食材の使用について数値目標を設定し、いつまでにどのように達成するのか示すべきです。

この点についてどのように考えているのか。教育長にお尋ねします。

教育長(高橋良祐):

最後に、安全・安心な食材のについてのお尋ねです。

現在、給食における安全・安心な食材として、減農薬・減化学肥料の野菜と精米を教育委員会が購入し、学校へ配布しております。
学校給食の主な食材である米、ジャガイモ、タマネギ、ニンジンにつきましては、当面、平成20年度までに2割を目標に使用量の拡充を図ってまいります。

また、各学校では、減農薬の果物を購入するなど、できる限り安全・安心な食材を使用するように努めております。

今後は、各学校と相談しながら、学校購入分を含めた減農薬・減化学肥料の食材の使用量についても目標の数値化を検討してまいります。

2. 政務調査費について

秋元ゆきひさ:

目黒区議会における政務調査費について、テレビ・新聞等で大きく報道されました。政務調査費の使い方だけではなく、そのあり方までが問題となっています。

港区においては、条例上、政務調査費の収支報告書に領収書の添付は義務付けられておりません。このため、収支報告書は、情報公開の対象となりますが、領収書等の支出の証拠書類は、情報公開の対象とならず、領収書は各会派が保管し、会派の責任において公開することになっています。港区議会では、過去において政務調査費の使途基準や執行手続きなどについて見直しを行った経緯はありますが、目黒区議会の事件を契機として、再度、収支報告書への領収証の添付の義務付け、使途基準の更なる厳格化などについて、議会改革検討会の場で検討すべきと考えます。この点についてどの考えているのか尋ねます。

また、費用弁償についても、実際に要する費用に改めるべきと考えます。

これについても、同様に、議会改革検討会の場で検討すべきと考えますがいかがでしょうか。議長に尋ねます。

港区区長(武井雅昭):

政務調査費の適正な執行に向けた検討についてのお尋ねです。

ご承知のとおり、港区議会では平成16年度、この問題について各会派の代表者による研究・検討会を設置し協議した結果、一定の改善がなされたものと考えております。ご指摘の収支報告書への領収書の添付の義務付け、使途基準の更なる明確化等の検討につきましては、従来どおり各会派の皆さんとよくご相談してまいります。

この答弁を受け、議会終了のち各会派の幹事長との協議体設置の上、改善が計られることになります。

なお、私ども(オンブズマンみなと・一票の会 2名)は、平成17年度において、882,245円の執行残がありましたので、区に返却いたしました。
余ったら返す・・・当たり前のことですが。

2007.01.18 追記

昨年12月18日に開かれました幹事長懇談会において、「一票の会としても、平成17年度分について、再度内容を精査します。他会派(議会全体として)の方々においても一緒に見直しをしませんか」と提案致しました。
その後、他会派については、どのように対応されているか承知しておりませんが、言い出した私共としては本年に入って精査を致しました。

結果、一部経理帳簿に不適切な記載がありましたので、ここにご報告するとともに、お詫び申し上げます。

内容は、区議会レポート印刷、発送を依頼している業者発行の郵便代金仮払い領収書郵便局発行の領収書を両方ともに記載してしまったというものです。
したがって、仮領収証分240,004円を1月12日付にて区に返還致しました。

平成13年度~平成16年度(4年間)については、区議会レポートの発行経費等の支出が多く、私費から補充していた経緯もあり問題はなかったと認識しております。

なお、一部報道機関、オンブズマンより全会派分の情報公開請求(平成13年度~平成17年度5ヵ年分)もされておりますので、今後、ご指摘を受けることがあれば適切に対応していきたいと考えております。

印刷業者発行の仮払い領収書
印刷業者発行の仮払い領収書
郵便局発行の領収書
郵便局発行の領収書