美人コンテストと若者の就職活動 議員報酬と政務調査費の削減を。

港区に限らず他の22区でも、ほぼ同様の傾向で、美人と評価される人と若者の立候補者が大幅に増え、定数に対して10人~20人は立候補しています。

一方、現在私の住んでいる稲城市では定数22名に対して25名の立候補者です。多摩地区はどこもこの程度です。

政令指定都市でもない市会議員の報酬は約25~40万円代、政務調査費は月額2.5〜5万円程度。一方23区の区議会議員の報酬は50万円代、政務調査費は月額15〜18万円。
単純に比較、結論を導くのは控えますが、明らかなのは23区の議員報酬が高過ぎるという事実です。もし多摩地区と変わらない報酬だったらこれだけの立候補者が出るでしょうか?区議会議員の仕事とは、が問われる以前に立候補者も有権者も「自分達の税金がどう使われる」かの視点がすっぽり抜け落ちてしまっているのは残念でなりません。

喜んでいるのは当選者よりも、区職員でしょう。区政に対する「動機と目的」が希薄で党に所属している議員は扱いが楽。

区議会だよりの議案に対する賛否を見れば一目瞭然、自民から民主さらに最近では無所属も賛成のOばかり。議案に最初から賛成なら議員も入りませんね。
そうそう一部の有権者は、美人の当選に喜んでいるかも知れません。忘年会、新年会、お祭り等、では彼女たちがお酌して廻ってくれますので。