先日、始まったテレビドラマ「若者たち」を見ました

正直、まったくつまらなかった。
主演俳優のまくしたてているだけで抑揚のないセリフからは感情も伝わってこない。
感情が乗ってないからうるさいだけで伝わらない。
そして兄弟一人ひとりの人物像も描かれていない。

もう一度、昔の「若者たち」を見て欲しい。

兄弟達がぶつかり合い、感情が交錯する。
そして社会とのかかわり合い、ぶつかり合いの中でどこかで妥協しながらも葛藤し、出口を探し理不尽さをどこかで認めながらも抵抗しつつ大人になることは?社会とは?をどんなリアリテイを持って描かれているか。

そう原点の人間が一人も描かれていない。
残念ながら次回からは見る事はないでしょう。
今多くの若者達がそれこそ様々な多くの困難な問題を抱えた社会の現実にどう向き合って、自分はどこへ行くのだろうか?と必死に生きていこうとしているときにべらべらと底の浅いどうでもいいドラマ…..。

少し期待していただけに残念です。
「それこそ事件は現場で起こっているんだ」若者たちはもっと自分探しに躍起だ。